私が大学生のころに、ストーカーの問題は社会問題として大きく取り上げられるようになっていました。
ニュースなどになっている話などを聞くと、遠いところで起こっているようなものという認識がありましたが、私が大学に通っている時に、実際に男女問題が発展して、ストーカー問題が起こってしまったのです。
大学で起きた男女問題は、女性側が男性からストーキングをされているというものでした。
その時から私は、一途な恋とストーカーの境目は一体何なのだろうと、強く思うようになりました。

男側はストーキングの自覚が無かった

そもそもストーカーというものは、相手につきまとう人のことを指しています。
待ち伏せをしたり、行動を見張る、何度も電話をするなどのようなことも、やり過ぎてしまうと法律で規制されることになります。

私が大学で目にした男女問題では、実際に恋人同士ではありませんでした。
しかし男側は女性に大きな恋心を抱いていたようです。
多くの人が、気になる人ができると、その人のことばかりを気にするかもしれませんが、仕事も手に付かなくなるという人は注意が必要と言えるでしょう。

付き合ってもいないのに何をしているのか、なぜ連絡をくれないのかと詰め寄ったり、相手からの返信が来ていなくても一方的にメールを送り続けたり、誕生日に高価すぎるプレゼントを贈ったことによって、彼女にとってその男性は重い男になってしまったようです。

このような行為に対して、男側はストーキングの自覚は全くなかったということです。
確かに一途な恋といえばよく聞こえますが、彼女に対しては非常に怖い思いをしたということになります。

警察の介入でなんとか解決

実際にこの時の問題も、警察が介入することで何とか解決することができました。
そもそもストーカー対策として警察がやってくれることとしては、その多くは相談に乗ることと言えるでしょう。
ストーカー対策としてはまだ事件に発展していないことが多いので、最初はあくまでも相談するということがほとんどです。

しかし、私が目にしたケースもそうですが、実際にストーカー行為が繰り返されているのであれば、警告してもらうこともできるようです。
また警告してもだめな場合には、禁止命令をも出してくれるということです。
またこのほかにも援助申し出書というものを警察に提出することで、助けてもらうことができます。

近年でもストーカー被害による事件は多発していますが、その中には複数回にわたって、警察に相談していたのにもかかわらず、事件に発生してしまったというケースも珍しくありません。
あまりにもひどいストーキング行為や、嫌がらせ行為があるのであれば、きっちり的な証拠があれば警察もすぐに動いてくれるようです。